群馬県前橋市にあるアーツ前橋では、2025年4月19日(土)から同年6月22日(日)にかけて、展覧会『石田尚志 絵と窓の間』を開催。石田尚志は、東京都出身の映像作家です。

自身で描いた絵を1コマずつ撮影する「ドローイング・アニメーション」という手法で作る映像作品を制作しており、国内外で高く評価されています。本展は石田尚志の代表作や新作を約80点展示する、大規模な個展です。

上映時間の合計は約90分!大ボリュームの展示内容

石田尚志の作品の特徴は、絵画作品ならではの色彩の豊かさや繊細な筆致と、映画製作が始まった時代の衝撃を兼ね備えているところ。「光」を源流として、疾走感のある作品を制作しています。

本展で展示される映像作品の上映時間の合計は、約90分です。展示室内では新作の『夜の海』や、初期に制作された『部屋/形態』などを上映します。

また、石田尚志が描いた絵画を鑑賞できるのも本展の見どころのひとつ。10代前半の頃に描いた油彩画や、2023年に制作された『同じ大きさの窓』なども展示します。

トークイベントやギャラリートークなどを開催

アーツ前橋では本展の開催に合わせ、さまざまなイベントを実施します。5月18日(日)と6月7日(土)には石田尚志本人を招いたトークイベント、6月8日(日)には石田尚志と石田尚志が影響を受けた作家の映像作品の上映会が開催されます。

5月6日(火・休)と6月15日(日)は、学芸員によるギャラリートークも実施予定です。ほかにも、アーツナビゲーターと話しながら作品を鑑賞プログラムがあります。事前申込制のイベントが多いので、興味のある方はぜひお早めにチェックしてみてください。

展覧会概要

会期:2025年4月19日(土)~2025年6月22日(日)

会場:群馬県前橋市千代田町5-1-16

アーツ前橋 ギャラリー

開館時間:10:00~18:00

※入場は17:30まで

休館日:毎週水曜日

入館料:一般800円、学生・65歳以上600円、高校生以下無料

※障がい者手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料

※10名以上での来館で団体料金を適用

※5月5日(月・祝)「こどもの日」、6月15日(日)「前橋市 多様な学びの日」は無料

公式サイト:https://www.artsmaebashi.jp/