青森県弘前市にある弘前れんが倉庫美術館では、2023年10月27日(金)から2024年3月17日(日)にかけて、展覧会『松山智一展:雪月花のとき』を開催。松山智一氏は、ニューヨークを拠点に活動している現代アーティスト。
長い歴史を持つ街・岐阜県高山市で生まれ、ストリートカルチャーが盛んなアメリカ西海岸で少年時代を過ごしました。伝統と現代、多様な文化・芸術に触れてきた経験を根底に、大胆さと繊細さを合わせ持った作品を制作しています。
日本初の個展開催|新作や日本未公開の作品などを展示
本展は、松山智一氏にとって初めて日本で開催する個展です。コロナ禍の影響でニューヨークのスタジオで作業できなかった時期に、遠隔で制作に挑戦した『Cluster2020』は必見。カラフルな絵画が壁一面に並べられている景色は圧巻です。
ほかにも、スチールで創った像『Wheels of Fortune』、華やかな色で彩色した立体作品『This is What It Feels Like ED.2』など、2020年代に突入してから制作した作品や日本未公開の作品を展示。
作品を制作する様子が伺える展示構成
松山智一氏の作品は、伝統的な美術の調査と日常生活のなかで集まったイメージが合わさることで生まれます。1つの作品を制作するたびに複数のレファレンスを参照し、組み合わせてイメージを構築していくそうです。
本展では、松山智一氏が作品を制作する際に使用した資料やスケッチの一部も公開。制作現場を見ていない鑑賞者でも、作品の世界観をより深掘りできる展示構成になっています。
展覧会概要
会期 | 2023年10月27日(金)~2024年3月17日(日) |
会場 | 弘前れんが倉庫美術館 〒036-8188 青森県弘前市吉野町2-1 |
開館時間 | 9:00~17:00 ※最終入館は16:30 |
休館日 | 毎週火曜日、年末年始(2023年12月25日(月)~2024年1月1日(月)) ※2024年1月2日(火)、2023年1月3日(水)は開館 |
入館料 | 一般1,300円、大学生・専門学生1,000円、高校生以下無料 ※20名以上の来館で団体割引を適用 ※満65歳以上の弘前市民は無料 ※障がいのある方とその付添人1名まで無料 ※ひろさき多子家族応援パスポートを提示した方は無料 ※弘前市内の留学生は無料 |
公式サイト | https://www.hirosaki-moca.jp/ |