徳島市にある徳島県立近代美術館では、2024年7月13日(土)から同年9月23日(月・振休)にかけて、特別展『大久保英治:辺境の作家 1973-2024』を開催。大久保英治は、絵画やオブジェ、コラージュなど幅広い分野の作品を制作する現代美術家です。
1973年に大阪で初めての個展を行ってから、四国八十八カ所を巡りながら作品を制作したり、日本と韓国を舞台にしたアートプロジェクトに参加したりと、精力的に活動しています。本展は、展示を通して大久保英治の活動の全容を紹介する展覧会です。
展示作品数は170点以上!今までの活動内容を振り返る展示を実施
本展では、初めて個展を開催した初期の作品から、近年公開された新作までを幅広く紹介します。第1章は「古代への想い 歴史 時間」と題し、四国八十八カ所をはじめ地域の歴史文化に注目しながら制作した作品を展示します。
第4章では「ランド・アートをめぐって 1982年頃~2000年代」をテーマに、1981年に教師を辞めて芸術業に集中するようになってからの作品をまとめています。大久保英治の活動内容や時期を6つの章に分け、全体を俯瞰できる展示構成です。
作品への理解を深められるイベントを開催
徳島県立近代美術館では本展の開催に合わせ、学芸員による見どころ解説やギャラリートーク、クロストークを行います。クロストークでは、作家本人と学芸員が会話を通し、テーマや作品について深く語り合います。専門家の話を通して作品への理解を深められる絶好の機会なので、ぜひ参加を検討してみてください。
展覧会概要
会期:2024年7月13日(土)~2024年9月23日(月・振休)
会場:〒770-8070 徳島県徳島市八万町向寺山文化の森総合公園内
徳島県立近代美術館
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日、2024年7月16日(火)、2024年9月17日(火)
※2024年7月15日・8月12日・9月16日・9月23日は開館
入館料:一般800円、高・大生600円、小・中生400円
※20名以上での来館で団体料金を適用
※身体障害者手帳等を提示した方と、その介助者1名まで無料
※小~高生は土日祝日・振替休日・学校の夏休み期間は無料
※65歳以上であることが分かる証明書を提示した方は半額 公式サイト:https://art.bunmori.tokushima.jp/okubo/