東京都港区にある森美術館では、2025年2月13日（木）から同年6月8日（日）にかけて、企画展『マシン・ラブ：ビデオゲーム、AIと現代アート』を開催。
近年、AI・ゲームエンジン・仮想現実（VR）などの技術が急速に成長しています。本展覧会ではそんな新しいテクノロジーに注目し、現代アートに昇華。デジタル空間上に制作された、新しい芸術を鑑賞できる展覧会です。
AI・ゲームエンジン・仮想現実（VR）を取り入れた作品約50点を展示
本展覧会では、AI・ゲームエンジン・仮想現実（VR）を取り入れた現代アート作品を約50点展示します。近年は絵画作品や彫刻作品でも、デジタルテクノロジーを使う場面が増えています。デジタルテクノロジーを取り入れた作品を展示することで、デジタルとリアルが融合した新しい世界観を鑑賞できるのが、本展覧会の特徴です。
主な展示作品は、映像作品の『デリバリー・ダンサーズ・スフィア』や、映像・音響・ガラス彫刻の3つの要素から構成されている『エフェメラル・レイク（一時湖）』など。仏教の教えとテクノロジーを融合させ、CGで独自の世界を映し出した『独生独死̶自我』も要チェックです。
展示作品のなかには来場者が参加できるものもある
本展覧会で展示される約50点の作品のなかには、来場者が参加できるものもあります。例えば『エル・トゥルコ／リビングシアター』では、AIキャラクターとの会話に挑戦することが可能です。体験できる日時が限られている作品もあるので、ぜひ事前に確認してから来場してみてください。
展覧会概要
会期：2025年2月13日（木）～2025年6月8日（日）
会場：〒106-6150 東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー 53階
森美術館
開館時間：10:00～22:00
※火曜日は10:00～17:00
※2025年4月29日（火・祝）、5月6日（火・休）は20:00まで開館
※2025年3月20日（木・祝）は17:00まで
※最終入館は閉館時間の30分前まで
休館日：会期中無休
入館料：平日 一般2,000円、高校・大学生1,400円、65歳以上1,700円
土日休日 一般2,200円、高校・大学生1,500円、65歳以上1,900円
※中学生以下無料
※事前予約制を導入しており、専用サイトからのチケット購入が必須