角川武蔵野ミュージアム　ファン・ゴッホ —僕には世界がこう見える

埼玉県にある角川武蔵野ミュージアムでは、ファン・ゴッホの世界をデジタルアートで体験する展覧会『ファン・ゴッホ —僕には世界がこう見える—』を開催。会期は2022年6月18日（土）から同年11月27日（日）まで。30年にわたり、フランスをはじめ韓国やドバイなど世界中で展覧会を手掛けきたジャンフランコ・イアヌッツィが中心となり、没入感のある展示を実現しました。展示室内には音楽が流れています。目で、耳でゴッホの世界を体感しに行きましょう。

ゴッホの作品をデジタルアートで再現

第1会場では34台の高精度プロジェクターを使用し、ゴッホの作品をデジタルアートで再現します。壁面だけでなく床にまで映像が映し出されます。自分の背をはるかに上回る大型パネルの全面に映るゴッホの絵画の迫力は圧巻です。音楽も流れており、展覧会の会場はまるでアートサロンのよう。展示室内にはハンモックや大型のクッションが用意されており、時には座ってじっくりと作品を鑑賞できます。スマートフォンとイヤホンを持参しておくと、音声ガイドを聴くことも可能。自分好みの過ごし方を実現できる展覧会です。

ゴッホの生涯をカラフルな年表と手紙で辿れる

第2会場ではゴッホの生涯を、カラフルな年表と手紙で紹介します。ゴッホの気持ちの浮き沈みを折れ線グラフで表現したり、感情の変化を表情のイラストで表したりと、たくさんの工夫が施したパネル展示は必見。父親との喧嘩・義理の従兄弟との絶交・素敵な女性との出会いなど、ゴッホの生涯は波乱万丈です。わずか37年間の、起伏に満ちたゴッホの人生を追体験してみてください。展示室内には、フランスにあるゴッホと弟のテオのお墓も再現されています。

展覧会概要