アールデコとは、フランス語で「装飾美術」を意味し、1910年代半ばから1930年代にかけて、アールヌーボーに代わり流行したムーブメントです。
アールデコは、シンプルで合理的な幾何学図形をモチーフにした直線的で記号的な表現が特徴の装飾美術です。
中国や日本等の東洋美術、古代エジプトの装飾模様、アステカ文化の装飾などの引用や影響が見られます。
シンプルな中にも、クールで目を引くデザインが多いのが特徴です。
色彩としては、金、銀、赤、黒が多く使われました。(金、銀の使い方は控えめ)

【時期】1915年前後~1930年代
【場所】ヨーロッパおよびアメリカ合衆国を中心に流行
【デザイン】直線的
【モチーフ】幾何学図形
【分野】建築、室内装色、家具、工芸、絵画、ポスター、ファッション、映画等