福岡市中央区にある福岡市美術館では、2023年9月9日(土)から同年11月12日(日)にかけて、特別展『日本の巨大ロボット群像 ─巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現─』を開催。
本展は、日本各地で開催される巡回展です。その1カ所目が福岡市美術館で開催されます。日本ではこれまで『鉄人28号』や『機動戦士ガンダム』など、さまざまなロボットアニメが放映されてきました。本展では日本アニメにおける巨大ロボットのデザインや映像表現の歴史を振り返り、改めて巨大ロボットについて考え直します。
巨大ロボットに乗っている気分になれる迫力満点の展示
本展覧会には、巨大ロボットのメカニズムを解明できる展示品がたくさん登場します。作品を制作する際、制作陣は本当に存在するロボットのように内部透視図まで作っていました。デザイン画や巨大ロボットのメカニズムが伺えるアニメの場面などを切り取って展示しており、巨大ロボットの動きをよりリアルに体感しやすくなっています。
また、巨大ロボットの大きさを感じられる展示も必見です。テレビで見ていたあの巨大ロボが、設定どおりのサイズに引き伸ばされた状態を鑑賞できます。内部構造から外装までまんべんなく見ていくうちに、自分が実際に巨大ロボットに乗っている感覚になれますよ。
展覧会でしか聴けない特別な音声ガイド
本展覧会の音声ガイドは、声優の銀河万丈さんと水樹奈々さんが担当。銀河万丈さんは『機動戦士ガンダム』や『戦闘メカザブングル』、水樹奈々さんは『革命機ヴァルヴレイヴ』や『クロスアンジュ』に出演しています。あのキャラクターや聞き慣れたナレーションの声による案内のもと、展覧会をより楽しめるようになっています。
展覧会概要
会期:2023年9月9日(土)~2023年11月12日(日)
会場:福岡市美術館
〒810-0051 福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
開館時間:9:30~17:30
※9・10月の金・土曜日は20:00まで開館
※最終入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日
※9月18日(月)と10月9日(月)は開館し、翌日を休館日とする
入館料:一般1,600円、高大生800円、小中生500円、未就学児無料
※障がい者手帳等を提示した人は無料